座右の書 vol 2「話し方の心理学」著 ジェシー・S・ニーレンバーグ

冒頭に

書物を読みこなす力を身につけた者は、自分の器を大きくし、さまざまな方面で自分を生かし、有意義でおもしろい人生を堪能することができる

と書いてありました。

私自身も現在仕事ではマネージャーという立場。部下、上司と関わっているなかでコミュニケーションで悩んでいるので、本書をよんで参考になった部分をピックアップしていきたいと思います。

本書で書いてあることは、上司、部下の円滑なコミュニケーション、まして夫婦間においても活かせるのでは。

 

なにかを質問するときに、なぜその情報が必要なのかという理由を省くと、相手に不信感を持たれやすい。

 

聞くという行為は相手を癒すことにつながっている。

 

マネージャーはまず事実を指摘し、質問でしめくくり、相手の反応を待つ

 

相手の関心を刺激するには、新しい情報を会話に盛り込むことだ

 

会話の目的は自分の考えを理路整然と相手に伝えるだけではない

相手の頭のなかでは会話と同時進行でべつの思考がすすんでいるのである

 

こたえやすい質問からはじめる

迷わずにこたえられるというのは、誰にとっても快適なことである

まずは会話のウオーミングアップからはじめる

 

自分の考えを誰かに採用してもらおうとするときには、自分は相手にどんな反応を期待しているのか、それはなぜかと自問自答してみる

 

得た情報は数字で表現する習慣をつける

 

コミュニケーションとは"与える"こと

 

確認、くりかえし、要約を話に取り入れ、決して聞き手を置いてきぼりにしない