座右の書 vol17 ホモ・デウス 上 著者ユヴァル・ノア・ハラリ

歴史を勉強する意味は?

 

昔学生の頃、考えました。今は歴史を知ることで、未来が見えてくるのでは、と考えております。

 

歴史学者がかいたこの書を読むことで今後の未来について考えさせられます。

 

気になったポイントをあげていきます。

 

死は避けられない私たちは、日々、命の危険を冒している。どのみち命が終わることを承知しているからだ。だから私たちはヒマラヤ山脈に登りに行くし、海で泳ぐし、通りを渡ったり外食したりといった危険なことを他にも多くする。だか、もし自分が永遠に生きられると思っていたら、無限の人生をそんなことに賭けるのは馬鹿げている。

 

人々はこれまでもずっと長いキャリアを送るので、たとえ90歳になっても、自分や生活や働き方を何度となく一新しなければならない。

 

歴史学者は、私たちが、祖先の賢明な決断に倣い、誤りを避けられるように、祖先の行動を詳しく調べることを求められる。

 

歴史には一定不変の大原則が一つある。すなわち、万物はうつろう、ということだ。

 

飢饉と疫病と戦争の脅威がついに取り除かれたとき、私たちはいったいどうしたらいいのか?

不死と幸福と神性を標的とすり可能性が高い。

今度は老化と死そのものさえ克服することに狙いを定めるだろう。

 

サピエンスが世界を支配しているのは、彼らだけが共同主義的な意味のウェブ

ただ彼らに共通の想像の中にだけ存在する法律やさまざまな力、もの、場所のウェブ

を織り成すことができるかるだ。人間だけがこのウェブのおかげで、十字軍や社会主義革命や人権運動を組織することができる。