座右の書 vol14 生産性 著者 伊賀泰代

最近働き方改革と言われている中で、生産性をあげていかないといけません。

それでは生産性とは?

そのヒントになるのが、今回紹介する一冊です。

気になったポイントをあげていきます。

 

成長するとは生産性を上げることである

 

生産性を上げるには「成果を上げる」と「投入資源量を減らす」とういうふたつの方法がある

1 改善による投入資源の削減
2 革新による投入資源の削減
3 改善による付加価値の増加
4 革新による付加価値の増加

 

「広大な土地を与えられ、予算も無限、期限もないときに一番いい設計アイデアがでるわけではない。その制限の中でいかにいい物をつくるという挑戦こそが新しい発想につながるのだ」

 

管理職の仕事とは「チームの生産性向上のためにリーダーシップを発揮すること」に尽きます。

 

キッチンタイマーを買って作業時間を可視化するように」

 

「この時間を半分にするには、どうすればいいだろう?」

 

「最も伸び代の大きい層」と「非常の人数の多い層」の成長支援に本気で取り組めば、組織全体の生産性を上げるために大きな効果が期待できます。

座右の書vol13 自由であり続けるために20代で捨てるべき50のこと 著者 四角大輔

ミニマム・ライフコスト

一年間生活する上で、最低限必要なランニングコストダウンはいくらか

 

この概念を知ってから、私の人生観が変わったように思えます。35歳で子供が二人おり、仕事と生活に追われていましたが、ミニマムライフコストを計算すると、これだけ稼げば生きていけると思ったとき、肩の力が抜けて、仕事に打ち込めるようになってきました。

 

この本から得たポイントをあげていきます。

 

めざすは心をかき乱すモノが一つもないお気に入りのやさしい音楽が流れるシンプルな空間

 

近所のコンビニを大型の冷蔵庫。Amazonを巨大な倉庫と捉えてみる

 

タバコやお酒などの嗜好品はもちろん、いつもなにげなく買っているペットボトルのお茶、ガムや飴、雑誌や新聞など、「買って当たり前」と思っている"準日用品"が、あなたがお金から自由になるチャンスを奪っている

 

ぼんやりとしたお金の不安の正体は、決心して買った高価なモノというよりも、なにを買ったのかすら思い出すこともできないほどの小さな出費の積み重ねだ。

 

"ミニマムライフコスト"

一年間生活する上で最低限必要なランニングコストはいくらか

 

「どうなっても、生きていける」ことを確信した瞬間、人はお金から自由になれる

 

大切にすべきはToDoリストではなく、"やりたいことリスト"

 

他にライフラインを探しておいた方がいい

自分が他の仕事をする可能性についてシミュレーションとトレーニングを積み重ねるんだ。大切なことは、他にも道があるという精神的なセーフティネットを持つこと

 

 

 

座右の書 vol12 東大式習慣 著者 西岡壱誠

私も小学生からゲームが大好きで、「ドラコンクエスト」や「ファイナルファンタジー」にはまりました。

 

日常生活や仕事が、ゲームのように夢中になり、はまりこんでクリアできるようになればいいなあと前々から考えいた時に出会った一冊です。

 

「制限」と「勝利条件を決める」

これで日常生活や仕事をゲーム化できるということです。

気になったポイントをあげていきます。

 

「制限」と「勝利条件」を決めれば、どんな習慣からもゲームがつくれる

 

「ルール」を決めればなんでもゲームになる

 

ゲーム式習慣術の本質は「物事の明確化」

 

ぼんやりだらだらと時間を浪費しないように明確な「制限」をつける。目標なくだらだらと行動しないように明確な「勝利条件」をつける

 

ゴールを認識して設定すれば、おのずと効率的な思考や行動をすることができるようになる

 

諦めない限りは「負け」じゃなくて、次のゲームをクリアするための糧でしかない

 

「人に分かりやすく説明しようとする行為は、自分が本当に理解しているのか、理解していないとすれば、どこが抜けているのか、あやふやなのかを理解することに繋がる」

 

これを読んでからの、仕事や日常生活からゲーム化することが出来て、仕事がとても楽になってきました。

 

特に「誰が見てもわかりやすいノートをつくろう」を心がけていると、自分の思考が整理され、伝える力がアップします。

 

ゲームが好きな方は、是非仕事に取り入れて、仕事も日常生活を楽しんでいきましょう。

 

 

 

 

 

 

座右の書vol11図解 なぜか、「仕事がうまくいく人」の習慣 著者ケリー・グリーソン

私が社会人4年目に読んで、今までの仕事の仕方がいかに間違っていたかが分かった本です。

それまで、面倒な仕事を後回しにしたり、机の上が散らかっていてた為、仕事でミスを多数起こしてきました。

 

当時、なんで仕事でこんなに失敗ばかりするのかと思っていた時に手にとった本です。

 

ミスを起こしたくない人、新社会人にオススメしたい一冊です。

 

では気になったポイントをあげていきます。

 

どんな仕事も「すぐにやる」。これだけで99%うまくいく。

 

まずは兵士のように、整理からとりかかろう

 

小さい仕事は先にすませ、重要な仕事に集中しよう。

 

「やり残した仕事」を片付け、やりとおす習慣をつける

 

大きな仕事をなしとげるには、小さな業務に分解するのが近道

 

楽しくない仕事を先に片付けると、不安・ストレスが消える

 

仕事の前に、「計画」作りに時間をかけよう

 

オフィスで探し物をする時間は、一年で6週間にのぼる

 

この本を何度も読んで、ミスをだいぶ減らすことができ、成果につながってきました。手元においておきたい一冊です。

座右の書 vol10 マーケティングとは「組織革命」である。 著 森岡 毅

著者の森岡 毅は元P&Gのブランドマネージャーでヴィダルサスーンの黄金期を築き、2010年からUSJに入社。USJの再建を果たし。17年からマーケティング精鋭集団「株式会社 刀」を設立。

 

凄腕マーケターの著者から、私が勉強になったポイントを取り上げていきたいと思います。私みたいな悩んでいる中間管理職にはオススメの一冊です。

 

私にとって組織とは「一人一人の能力を引き上げる装置」です。

 

強い組織は、人の強みを引き出し、人の強みを組み合わせてボトルネックを消します。

 

チームとして期待値を引き上げ、もっと高い目的を設定するのです。全員を"空っぽ"に近づけることが上司の使命。

 

人が緊張感なくラクに過ごせる組織は遠からず滅びます。

 

本当に優しくあるためには、リーダーは冷徹でなければならない。

 

マーケティングは「市場価値を創造する仕事全般」

 

人間の本質は「自己保存」

組織と個人は利害相反の関係性にある

 

釘(組織システム:構造的な仕掛け)は、自己保存の本質を制御することを念頭に打つ

1 .売上向上のために人々が好ましい行動を取る確率をあげる釘(マーケティングシステム)

2.組織の重要判断のために人々が好ましい行動を取る確率を上げる釘(意思決定システム)

3.会社が望む方向へ人々を動機付ける確率を上げる釘(評価報酬システム)

 

最大公約数より「最小公倍数」を狙うということ。太陽光線が虫眼鏡を使って一点に集中させないと発火しないのと同じで、ターゲットをギュッと絞る。

 

 

座右の書 vol9 ピーター・ティール 世界を手にした「反逆の起業家」の野望 著者トーマス・ラッポルト

今回の座右の書は、起業家としてゼロからペイパルを創業し、投資家として創業時からフェイスブックに投資をしたピーター・ティールについて書かれた本です。

起業家・投資家・哲学者でる彼から学び、チェックしたところを挙げていきます。

 

通貨を政府から解放する

 

「僕らは偉大なゴールを目指す道に立っている。ペイパルに対する需要はケタ外れだ。この世界のすべての人間が、支払い、取引し、生きるためにカネを必要としている。紙幣や硬貨は時代遅れであるだけじゃなく、不便な支払い方法だ。落とすことも、なくなることも、盗まれることもある。21世紀の人間には、どこにいても携帯端末やインターネットで手続きできる、快適で安全なカネが必要なんだ」

 

この会社が決済ソリューションのマイクロソフトになる、すなわち全世界のための金融OSになるチャンスがあると信じている

 

人間の行動は「模倣」に基づいている。人間には他人が欲しがるものを欲しがる傾向がある。したがって模倣は競争を生み、競争はさらなる模倣を生む。

 

人は完全に模倣から逃れることはできません。でも細やかな神経があれば、それだけでその他大勢の人間を大きくリードできます。

 

ネットワークの価値は、ユーザーの数が2倍になると、4倍(2乗)になる

 

重要なのは「取り組むのにふさわしい課題を解決する」ことだ。「早すぎもせず、遅すぎもせず、とりくむのにフサワシイ顧客との約束を果すことができれば、スタートアップは原則として精巧します」

 

企業が成功するカギは独占にある

 

アインシュタインは、複利効果は私たちの宇宙でもっとも強力な力だと言ったとされています。これは金融や貨幣の話にとどまりません。重要なのは、不変の友情や長期的な関係を築くことに時間を投資することによって、人生最高の利益が得られるということです。

 

PRRの欠点は成長率を考慮しない点だ。成長率が低いか、売上高が減少している企業がひくいPERを示すこともしばしばあり、その逆に急成長の企業はPERが高く出る。

そこで成長率を企業評価に反映するために「PEGレシオ」を用いる。これはPERを利益成長率で割って求める数値で、この指標によって株式を成長値で評価することができる。

 

 

座右の書 vol8 経営者になるためのノート 著者 柳井 正

時価総額 5兆円を築きあげ

ユニクロ創始者 柳井 正がこれから幹部になる人に伝えてきたものを一般に公開した一冊です。学べないことはない、必ず得られものがある一冊ではないかと思います

 

私がものしたいと思う点をあげていきます。

 

経営者とは、一言でいえば「成果をあげる人」です。

 

成果とは「約束したこと」です。

 

目標を高く持つ 常識で考えたらまともとは思えないくらい

 

終わりから始めなさい なぜならば、ゴールを設定すれば成功するためにすべきことが明らかになるからだ

 

仕事の基準をそのラインに設定し、絶対に妥協しないで追及してほしいということです。

 

念頭に置いて欲しいのは「世界で一番」の質の高さを目指し、それを自分たちの基準にするということです。

 

自分たちの店は、世界で一番きれいか

自分たちの店は、世界で一番買い物がしやすい店か

自分たちの接客は、世界で一番気持ちのいい接客か

自分たちの商品は、世界で一番付加価値の高い商品になっているか

 

こうした基準を自分たちに課し、その基準を妥協しないで追及し続ける。他社が追い付けないレベルまで追及する

 

経営というのは、あたり前のことを本当にあたり前に毎日実行する。そしてチェックをし、次の方法を考える、計画を変える。このことの繰り返しです。

本当の儲ける力とは、こんな地道なことが徹底してできるところにあるのです。

 

泥臭さの中に儲けの道がある

 

与えられた時間が等しいのであれば、いかに時間を稼ぐかが勝負だ、

 

最高の商売というのは、一つの完成された商品だけで大量に売れるような商売をすることです。