数字は人格 著者 小山 昇 vol15
現在マネージャーをしている私には必要かと思い手に取った本です。
マネージャーとして、私は厳しくすることができず、回りから優しいといつも言われていました。
それは私にとって管理が甘いと聞こえてしまい、どうしていいか悩んでおりました。
いろいろ勉強している中で、数値管理することが、マネージャーとして必須の能力なのではないかと思うようになりました。
数値管理では、数値が共通言語となり、管理もしやすくなりました。数値で話をしているので、自然と厳しくなるように気がします。前ほど、優しいとか甘いという言葉は聞こえてこなくなりました。
マネージャーをしている方にもお薦めしたい一冊です。
気になったポイントをあげていきます。
数字は行動を変えるために見る
経営は現金に始まって、現金で終わる。
社長は何よりも優先して自社のキャッシュを把握すべきです。
お客様増、社員教育、インフラ整備ーこの3つに適切に投資し続ければ、会社は継続的に成長していけます。
借金とは金利で、時間を買うこと
銀行がみているのは返済能力です。
銀行が信用するのは、約束を守る会社です。
会社が倒産するときはキャッシュが底を突いたときです。キャッシュがあるかどうかは、資産の現在の状態を示しているB/Sを見ればわかります。
極論すれば、社長はB/Sだけ見てればいいのです。
来期は利益がこれくらいほしいから、売上をいくらにして、経費をいくらにすると考える
数字による検証
ポスティングの効果を見える化して数字で管理していた
社員がいつでも自由に会社の数字を見られる環境
スコアボードの公開が必須